第60回関西屋鈍会総会
第60回関西屋鈍会総会が、兵庫県尼崎市にて開催されました。
今年で60回目を迎える記念の総会です。
屋鈍会は会長はたてておらず、顧問の吉岡嘉久さんを筆頭にスタッフの皆さんが力を合わせて運営されています。
プログラムもフリースタイルで、参加者の皆さんがノビノビと舞台で演習出来る、和やかな雰囲気の会です。
今回は、三線教室の生徒さんも同行しました。
石川県出身、兵庫県出身のお2人です。日頃の練習の成果を、島の会で発揮しよう、と意気揚々!
控え室ではドキドキしながら待機しつつ、イザ、本番。舞台の上では、しっかりと自己紹介も出来ました!
演目は
いきゅんにゃ加那節 唄:生徒 三線:ももよ
イトゥ 唄:生徒 三線:ももよ
歌いきったーー!おめでとう!
そして、この後は、笠利節の「長俊良主節」を田中真由美さんが唄って下さいました。
見ぶしゃ かなしゃや 我島の親兄弟
うれよりも見ぶしゃやるむんや
二三月咲きゅる 百合の小花よ
私は、三線を担当させて頂きました。
「長俊良主節」は、お囃子が5回あります。
普段唄っている「俊良主節」とはリズム、節回し、全く異なりとても難しい唄です。
笠利節は、あまり聴く機会がなく、
「久しぶりに聴けて良かったー!」
「また、唄って欲しい!」
と、沢山の方がお声かけ下さいました。
私は、リクエストを頂いた「今ぬ風雲節」。
歌詞はこちら
今ぬ風雲や 村が上に立ちゅり
わしが殿上様 大西原 立てて
この唄は調弦が三下がりで、アップダウンの激しい難しい唄です。
久しぶりに唄って、改めて感じた事。
「素敵なメロディだなー」
「先祖は、どうやって歌い始めたのだろう⁇ 作曲した方に、お逢いしたかったなぁ〜‼」
シマ唄は、それぞれ地域の唄に魅力があり、これからもいろんな唄を勉強していこうと思います。
この記事へのコメントはありません。