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今日の奄美シマ唄三線教室は東れ立雲節

今日の奄美シマ唄三線教室は東れ立雲節

「東れ」は、「あがれ」と読みます。

東れ立雲とは、東の空の明雲の意味です。奄美では豊年の象徴として喜び、五穀豊穣を祝う八月踊りの歌にもなっています。

余談になりますが、奄美だけでは無く、広く琉球諸島に伝わるのが八月踊り、奄美歴史を語る上で欠かせないの文化の一つ、いずれまた、じっくりご紹介できればと思います。

今日の奄美シマ唄三線教室は東れ立雲節

さて、東れ立雲節ですが、この唄はテンポが取りやすいので、合奏にも向いているかと思います。

真心で行われている三線教室でも、これまで何回も何回も練習を重ねて来たので、そろそろ合奏が出来そうな感じだなと感じています。

いつもは私が三線を弾いてリードしますが、今回は生徒さんのみで弾いて貰いました。お互いに「誰に合わすの?」と顔を見合わせながら、一生懸命弾き語り。

今日の奄美シマ唄三線教室は東れ立雲節

この日、初参加の方がお二人おられました。

知らない唄でも、リズムを取ることは可能です。早速ですが、島の太鼓「チヂン」を叩いて貰う事にしました。

チヂンは奄美群島だけに伝わる締め太鼓で、盛んに使われる、奄美民謡ではお馴染みのものです。

三線の音に合わせて、チヂンを叩く。初参加の方にとってはもちろん初経験ですが、御本人も一生懸命に合わせています。

そして、唄だけ歌える人は「エアー三線」をする様に。

今日の奄美シマ唄三線教室は東れ立雲節

「三線を構えて、リズムに合わせて、右手はバチを持って弾いてる様に手首を動かす事」
この動作が大切です。

目的は、

1、三線を体に馴染ませる
2、バチを持って弾く雰囲気をつかむ
3、姿勢を良くする

どんどん積極的に挑戦して貰うようにしています。一人で弾き語りは難しくても、合奏なら何とか出来ると言う方もおられます。今後は、一人で出来る様に稽古を積み重ねていきます。

今日の奄美シマ唄三線教室は東れ立雲節

東れ立雲ぬ 行き別れ見りば
加那と生き別れ ありが如に
(東の空にたなびく雲の行き別れるさまを見ると、愛しい人との行き別れの様だ)

東れ明がりや 月どぅ明がゆり
肝急がり召しょち 道に立てぃな
(東の空が明るくなっているのは、月の明かりです。夜が明けるには、未だ時間があります。そんなに急いでお帰りになると、ただ道に立っている事になりますよ)

明け暮れや知りゃでぃ 遊びたる節や
昨日や今日と思ば 昔なゆり
(日の明け暮れも知らずに遊びに耽っていた青春時代は、昨日や今日の様に思っていたら、遠い昔の事になっていた)

他のシマ唄と同じく、色んな歌詞が東れ立雲節でも歌われますが、今回紹介する歌詞は、別れを歌った抒情歌、と言った感じでしょうか。

とても美しい歌詞、私も大好きな曲の一つです。

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