2019年 奄美シマ唄三線 初稽古は朝花節

本日の奄美三線教室、2019年新年スタートのお稽古です。
参加者は8名。皆さん、意気揚々と集って来られました。
モモヨ:お正月は皆さん、三味線弾きましたか?
生徒:全くそんな余裕がなかったです、、、
モモヨ:やっぱり。笑
それよりも、久しぶりに逢えた事に喜びがある。
お互いに顔を合わせてニコニコです。
さっそく、お稽古スタート
先ずはチンダミから、必ず自分で合わす。耳でしっかり聞いて、微妙な音の違いを感じ取る。
チンダミをシビアにしておけば、後は安心です。
生徒:この音、ちょっと低いですよね?
モモヨ:そう!良く気付きましたねー。
この微妙な違いは、なかなか感じとれないですよ! 耳が育ってますね、素晴らしい!!
チンダミが合えば次は10個のツボ(勘所)の練習。1人ずつ確認していきます。
・バチ打ちが力強くなった
・弦を見ずに弾けるようになった
・猫背が直った
・指の押さえがしっかりしたので音がクリアになった
・三味線が体に馴染んで安定してきた
・間違った場所を押さえても、直ぐに修正できた
皆さんそれぞれぞれ、確実に成長しています。
さて、新年の新曲発表です、ドキドキワクワクしながら注目!
8名の視線が集まります。
新曲は朝花節です!!!
生徒:わぁー、難しい曲!
モモヨ:新年のスタートにピッタリな曲、先ずは歌詞を見ながら聞いて下さい。
歌詞を必死で目で追いながら、耳を澄ませる。
では2回目。
どこで言葉を切って、繋げるのか? 確認しながら皆で唄ってみましょう。
次は、漢字部分の不明な発音を明確化。歌詞の意味の説明。
朝花節は、始まりとして、また、唄遊びの場でも良く唄われる曲です。
歌詞も無数と言って良いぐらい沢山あり、歌詞に合わせてお囃子も沢山あります。
昔は、朝花節だけで一晩中遊んだといいます。
しかも、即興で歌詞を作り相手に気持ちを伝える。
挨拶から始まり、後は遊び唄。
この掛け合いが最高に贅沢な時間です。
相手を誉めたり
煽ったり
告白なんかしちゃったり
カミングアウトも!
唄で会話する。頭の回転が良くないと、対向出来ない。
モテる為には、唄遊びの達人になること 笑
先祖は、粋な遊びをしていたのね。
その時代に産まれたかったな、なんて思ったりします。
沢山ある歌詞を勉強して、総括には皆で掛け合いをしたいです。
そして、オリジナルの歌詞を作れる様にまでなると、素晴らしい事ですネ(≧▽≦)
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